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日本語教育の厳しい現実について

…コレが真実。

どうしたら、日本語能力を上げられるものか。
長年のプロに聞いてみていたところ…

 

日本語能力を高めるためのコツとか、ポイントとかないですかねー?

日本語に関して逆に、皆様へ質問です。

皆様が企業に就職しているとして、何をしてもらえたらベトナム語をペラペラに話せたり、検定試験に合格できると思いますか?

入国前半年と、入国後1ヶ月、仕事を始めた後・・・

日本人と日本語で話す機会が増えること…じゃないですかねー。

日本語教育面のポイント😊
「日本人と日本語で話す機会が増える」
これが日本語教育のポイントであれば
①送り出し機関は日本人教師の採用
②入国後講習に関しては現状問題無し

③実習実施機関には会話機会を増やして下さいのお願い

①将来、本気で日本語能力を活かしてビジネス設計したい人

→ 教材やコンテンツは何でも良い
敢えて個人的な相談を受ければ、これが良いかなという提案程度は可能。

 

②出稼ぎ目的の技能実習生の場合、方法なし。

→敢えて言うのであれば

 

1 日本語教師に出来高制の報酬支給
2 技能実習生に検定取得などの報酬

金が目的なので金で釣るしかない

制度関係者が日本語勉強しろと命じて、自身が語学能力が無い、時間も金もあるのに投資しないのだから、教え子が背中を見て育つはずもない。

技能実習生の現実は、我々以上に時間も金も無い。

賢い実施者は外国人捕まえて、「日本語が…」など最初から分かりきったことは言わない。

運動神経悪い子捕まえて「運動神経が…」と同じようなもの。

 

語学習得は人間の能力なので、東大合格するより難関です。

 

問題は平均以下の人材。

実施者で本気で日本語の成長を願うのであれば、その方が日本語教師資格を取得して自身で教えれば良い。

技能実習制度の生活指導員資格に「日本語教師資格」、

監理団体に日本語教師資格者を1名有するルールになると

随分と変わると思います。

 

介護は介護福祉士以上が技能実習計画作成して、講習で指導する義務があるので同じことです。

何か小手先の方法で日本語を成長させるのは「皆無」です。

 

全国どこの監理団体、実施者も無いはず…自慢しているのは僅か1名、2名の成功事例にすぎません。

日本人側の語学能力、日本語教師資格を有して、初めて外国人と同じ土俵に立ちます。

素振りもしない人材にゴルフのスコア80切るように指導してくれと頼まれても、誰にもできません💦

結局のところ、
外部動機では限界があり、いかにして自発的に…内部動機付けを施すか。
「N2以上で、初めて自分の人生を変えられる…N3止まりだと3年の出稼ぎ以降、
何にも生活は変わらず、むしろ下降するかもしれない…」と、
日本語習得以前の指導に励む日本語教師もいますから。

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