ある初心者の質問に対する返答各種

チャットワークにて、こんな初歩的なご質問がありました。
それに対する各人からの暖かな助言になります。

去年監理団体に所属し、監査を担当させていただくことになりました。
監理団体自体が動き出して1年ほどで、まだ受け入れ実績がありません。
監理団体職員も4名いますが、みな初心者です。
今月初めて配属があり、受入企業に訪問します。
定期訪問、監査が初めてで先輩もいないので、アドバイスや特に気を付けたほうがいいことがあれば教えていただきたいです。
宜しくお願いします。

 

最低、賃金台帳タイムカード日誌を毎月確認すること。
未払いがないか必ず確認する。
技能実習法以外に労働法にも精通すること。
欲を言えば簿記もわかった方がいいでしょう。

追加で、
1号実習生は1ヶ月に1回以上の訪問、3ヶ月に1回の監査がありますが、
これは前回行った日から1ヶ月以内または3ヶ月以内となります。
例えば、1月10日に監査して次回4月20日に行くのは違反となります。
よって毎月の訪問が、タイミングにより1年間13回になる場合もあります。

ただいまの状況で訪問が出来ない場合は、電話監査やWEB監査も認めてもらえます。
そのことを監査報告に特記事項で書けば良いです。

 

とりあえず、、

レベル①
規定通りに訪問すること、監査すること。その証拠を残す事。

レベル②
要求されている帳票類全ての存在チェックと証拠を確保する事。
(中身はレベル③)

レベル③
過去の摘発事例等を参考に、実習法、入管法、労基法、安衛法等の違反がない事を確認する事。

レベル②までは、初心者でも可能ですから、取り敢えず、、ここまでは確実に実施してみてください。

 

↑ ここまででほぼ重要な部分は出ておりますが、更に追加するならば

➀ 実習実施機関の責任者の方、技能実習指導員の方とも十分情報を共有したり実習・日本語学習状況などもお話することが重要です。

➁ 技能実習生の宿舎を訪問した際は、鍵のかかる貴重品ボックス、消火器の設置なども確認しましょう。

③ 技能実習生のタイムカードを確認する際に、他の外国人労働者(留学生のアルバイト等)も在籍していないか確認し、必要に応じて相談に対応しましょう。

 

皆様の回答がありますので、私の方からは長い目で見た対応をお伝えできればと思います。

実習生と企業が上手くやっていくためには、企業(企業の担当者)を育てることが大事だと思います。
基本的なことですが、外国人を受け入れるために会社として変えないといけない部分を変えてもらうように企業を育てる気持ちでやっていけばいいと思います。

企業、実習生と信頼関係を築いていければいいですね。

 

最低月1回の訪問指導は、最低でも訪問指導記録書に記載されている項目をチェックしましょう。
また、実施者訪問記録を作成して管理しておくことをお勧めします。
記載内容は、訪問日訪問内容面会者のサイン欄(訪問者、面会した実施者、実習生)だけの簡単なものが良いと思います。
あまり記載項目を増やすと面倒くさくなり、続かなくなります。

監査訪問に関しては、必ず監査実施概要、またはそれと同等のものを運用して、これもまた訪問者と面会者(実施者と実習生)からのサインを必ずもらうようにしましょう。
監査資料にサインをもらってあると、OTITの監理団体への実地調査を受けた際、実際にちゃんと訪問したかどうか会計帳簿との付け合わせなどされません。

私は、監査実施概要を3分割し、ちょっとだけ中身をアレンジして使っています。
3分割しているうちの「技能実習責任者及び技能実習指導員からの報告による監査」の部分を中身をアレンジして事前アンケートとして使ってます。
なぜ事前アンケートとしているかというと、実施者自力で考えてもらうということを目的としています。
問いの内容がやってはいけないことや、やるべきことが書かれているので、実施者の実習実施への取り組みを自分で見直し自分で適性実施に取り組むように促しています。
この事前アンケートをUPしておきますので参考までに。

https://37-man.com/myfiles/file/zip/2021/01/0112-200212.zip

監理業務運営全般的なもので、業務運営規定、ルール作りがしっかりしたものでるか。それらがきちっと運用されているかが大事ではないでしょうか。

みなさん、優しい(^▽^)/
ご参考まで。

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